児玉清掃では、災害時のBCP(事業継続計画)と地域貢献の一環として、「V2H」設備の構築と運用を行っています。
このたび、車庫棟に太陽光発電パネル(27枚)を設置するとともに、米国大手EVメーカーのTESLA(テスラ)社製の蓄電池(Powerwall)とEV充電用のWallコネクターを設置しました。

この蓄電池(Powerwall)は、充電式リチウムイオン電池で、太陽光発電による余剰電力や商用電力を蓄電します。普段の日中は、太陽光で発電した電気を蓄電し、荒天時や夜間はその電気を車庫棟へ供給し使うことができるため、電気料金や二酸化炭素排出量を削減しながら、クリーンエネルギーで日常業務を行うことができます。
そしてひとたび停電を検知すると、自動的に蓄電池から車庫棟へ電気の供給を行うことが可能です。
※詳しくはTESLA社のサイトをご覧ください>>>こちら

なお、太陽光発電パネルの設置にあたっては本庄市の「本庄市事業所用エネルギーシステム導入事業補助金」を、テスラ社製蓄電池の設置にあたっては、埼玉県の「埼玉県民間事業者CO2排出削減設備導入補助金(緊急対策枠)」をそれぞれ活用しております。特に埼玉県の補助金では、「テスラ社製蓄電池」の設置に関して県内で初めての採択となりました。

■設置設備とモニタリング
系統別の電力量や消費量などは、スマートフォンの画面にて、リアルタイムでもモニタリングできます。
下左のモニタリング画面では、太陽光で4.4KW発電し、車庫棟で0.6KW使用して、残りの3.8KWを蓄電していることがわかります。この時間帯では商用電力は0KWで、全く使用しておりません。